寒い日が続いていた割に今朝はあまり寒くなく
着込む事なくバイクに乗って出掛けました。
いつものディーラーさんに向かうためです。

バイクを預けて作業が終わるまで
王子駅周辺でお昼を食べ、彷徨ってみます。
飛鳥山公園の中を抜けて
崖の階段を降りるように王子駅まで行きます。
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お!ちょうど北陸新幹線が通りました。
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電車好きな男の子が興奮しています。
とっても気持ちわかるよ!

王子駅周辺にはつけ麺、ラーメン店が多く
しかしボクの行きたい店は駅周辺にはなく
それ以外で食べたい店を探すことにします。
生パスタ、回転すし、チャーハン、ステーキ屋 
といろいろな店がありますが
王子で食べるからこその店を見つけたい。

王子駅周辺を散々歩き回って
結局、国立印刷局王子工場の隣、
素朴な店構えの「じゃんご」にしました。
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幟のかきの煮込みカレーとは惹かれますね!
店に入ってみると殺風景な店内ですが
マスターらしき男性と奥様でしょうか、
清潔な佇まいのお二人とアルバイトさん。
きっと真面目なカレーを出して下さるのでしょう。

いろんなメニューがあって迷ってしまいます。
結局、牛ハンバーグカレー900円にしました。
ボクがオーダーをした後に入ってきた女性は
カツカレーをオーダーしました。
ぼんやりして待っていると
隣の女性のカツカレーが先にできました。
「手分けカツ」とありますがどういうこと?
とにかく美味そうです。

「お待たせ致しました」
ようやくボクのカレーが供されました。
あれ?なんだか全体に少ない。
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900円でこのボリューム?
少ないね!
改めてメニューを見ると「ライス大盛210円」
どんだけご飯を大盛にして210円になるんだろ?

まぁいいや。
まずはじっくりと焼いていたハンバーグを
スプーンで割って食す。うまいっ!
カレーソース、これもうまいっ!
量は少ないけどすごいスパイスです。
これならメニューにあった
ムルギーカレーが美味そうだと思います。

カレーを食べて駅前でぼんやりしていると
ディーラーさんから作業完了の連絡が。
お店に行ってピットに入って行くと
ピカピカのマフラーが取り付けられた
ボクのR1200RSがありました。
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おお!チタンの輝き!
トップケースのブラックストームメタリックが
全体の黒さを引き立てて
チタンのエキゾーストが映えますね。 

写真は最初の1枚はディーラーさんのピット。
その後の写真は3時間走った後のもの。
ディーラーの写真と後の写真を比べると
徐々にエキパイに焼き色が付いたのがわかります。
良い色が付いてくれました。 

ディーラーを出て走り出してみると
低速時のトルクが太くなっています。
アクセルを開かなくても
アイドリングだけでゆるゆる進むほどです。

エンジンの鼓動の輪郭がはっきりとして
マフラーからのサウンドも純正より乾いた音。
スロットルを回すと大きな音ではないけど
太くて心地よい排気音を奏でます。

力強くなった感触のエンジンを楽しみながら
都内の谷根千を彷徨い、上野まで出て
国立科学博物館へ立ち寄りました。
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昔からボクが敬愛する人物のひとりに
「南方熊楠」という人がいます。
その南方熊楠展が現在開催中なのです。
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この展示を観ずにおく理由はない。

あの小保方さんのSTAP細胞事件でクローズアップされた
インターナショナルな学術雑誌の権威「Nature」に
小保方さんの論文が掲載されたってだけで大騒ぎだけど、
そんな「Nature」に50本以上の論文が掲載された熊楠。
規格外の日本人が100年前にいたんですよね。

ボクはこの人の研究した内容も素晴らしいと思うけれど
それ以上に驚くのは持ち前の語学力を活かして
この時代に自力だけで日本からサンフランシスコ、ミシガン、
フロリダ、キューバ、ロンドンと研究のために渡り歩いたという
そのものすごい行動力に敬意を表します。
費用は実家からの仕送りがあったそうですけど
当時にこれだけの世界中を移動した日本人はいません。
 
南方熊楠、葛飾北斎、植村直己、車寅次郎
どなたも孤高と呼ぶに相応しい方たち。
チームプレイより良い意味でのスタンドプレイ。 
ボクがその生き方に憧れてやまない日本人四人です。

その次に崇拝している日本人は
伊東四郎と小松政夫の二人。 



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