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ツーリング4日目
ツーリング4日目
松江に2泊後は山口県を目指します。
その前に島根県と山口県の境近くの
津和野が第一の目的地です。
延々と下道のR9を西に向かいます。
あれ?
気になるものを見つけたので
バイクを道端に駐めて写真を撮る。
そうか、もうすぐ端午の節句だもんね。
しかも近くに咲く赤い花が燃えるよう。
有名なところだったのかな?
津和野駅です。
高校の修学旅行で来たのですが
あまり記憶に残っていません。
山口線で活躍していたD51。
昔ながらの建物が立ち並びます。
水路に泳ぐ鯉は有名ですね。
11:00とお昼には少し早い時間に
ふらりと立ち寄った十割蕎麦の店。
店に入ると「人生の楽園」のビデオが。
太めの切り方でしたがコシが強く
蕎麦の香りも香ばしい。
つゆの味が最高に素晴らしかった。
もう一度食べたい蕎麦でした。
津和野を後にしたら
すぐ近くの徳佐という駅の近くで
知り合いと待ち合わせをしています。
その昔ボクが20代の頃、
よく遊びに行っていた
新宿2丁目のオカマバーの元ママさん。
親の介護の必要があって廃業して
21年前に山口に帰られました。
お互い歳をとりました。
積もる話は尽きず話し込みましたが
午後の介護の予定もあるはずなので
1時間で切り上げ東京での再会を約束し
ボクは萩へと走り出しました。
徳佐から萩まで約1時間、
まずは松陰神社にお参りします。
ここが有名な松下村塾。
錚々たる門下生の面々。
今の時代ならテロリスト集団です。
それが今や時代を変えた英雄ですもん。
伊藤博文の生家
生家の隣に銅像がありました。
萩の町の北の端は日本海。
ここから宿はすぐ近く。
この日お世話になる宿は芳和荘。
こちらは今となってはとても珍しい
元遊郭の建物が残されたものです。
今となっては珍しい意匠の数々を
あちこちに見ることができます。
口の字型に客室が並び回廊で繋がり
中庭には庭園が設えられています。
二階の回廊の手すりには
何やら文字が刻まれていました。
左手から読むと「ちようしゆうらう」
「長州楼」という遊郭だったんですね。
手入れが行き届いています。
何とも癖の強いお二人のサイン!
隣の建物もその昔は何だったのか
すごく想像を掻き立てられます。
ご主人がすぐに風呂を入れてくれて
ひとっ風呂浴びてから町の探索へ。
宿からてくてく歩いて30分ほど。
萩城下町は世界遺産に指定された地域。
確かに美しい街並みと
幕末から明治にかけての歴史上の
超有名人たちの生家が並んでいます。
高杉新作の像
日本の道100選に選ばれた菊屋通り
こちらが政商の菊屋さんの邸宅
萩の堀跡も整備されていました。
萩津和野と並べ称されますが
津和野ももっと頑張れ!!
町の散策を終えたら予約をしておいた
「小倉」に入って行きます。
この佇まいでは予備知識なしに
入って行けるはずがありません!
2階です。
サザエの梅味噌和え!
めちゃ美味いです。
お吸い物の具に
な、なんとアワビが丸ごとひとつ!!
な、なんとアワビが丸ごとひとつ!!
写真を撮るなら映える器があると
朱塗りの器に盛り替えてくれました。
山口県特産の夏みかんの寒天寄せ。
これに茶碗蒸しが付いて、
ビール1本、日本酒2合で、
おいくらだったでしょう!?
とてもリーズナブルでびっくり。
そのリーズナブルさは是非とも
お店に行ってみてご体験ください。
お店に行ってみてご体験ください。
こんなお店が近所にある常連さんが
とても羨ましい。
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