2016年お盆ツーリング その4は
仙台のみなさんとお別れしてから。

神割崎でみなさんと別れ、
ボクはR45を北上して走ります。
♩北へ行くのよ、ここも北なのに♪
「潮騒のメロディ」のなかの歌詞。
マスターからここから先は
「壮絶な光景が続きますよ」と
苦笑いながらも辛そうなコメント。
まさにその通りでした。

右も左も瓦礫を集めた砦。
道のアスファルトも黒々と新しく
建ち並ぶ建造物は真新しい。
ここに歴々と人の暮らしがあった
痕跡のひとつも残らないほど、
巨大な波はすべてを飲み込み、
そして流していってしまった。
そんなイメージをしていました。

それは想像のなかの世界ではなく
現実のものでした。
テレビジョンが映した遠くの出来事を
近くでリアルに見る経験でした。

奇跡の一本松
これはその象徴的な存在でしょう。
周囲の荒涼たる光景は中東かと
見紛うばかりのパノラマ図です。
あれから5年経ち何が行われたのか。
この瓦礫の荒野をまだ目にする
これを見せる事が観光ビジネス?
一本松を出発しようとすると
目の前のガソリンスタンドには
こんな表示が有りました。
その高さから想像する
周囲の被害のイメージに
息が苦しくなります。


さて宮古を出た後、
一旦内陸へ、盛岡に向かいます。
この後はまた次のブログに続けます。



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