柳家小三治独演会がありました。
会場が4つ隣の駅だというんで
チケット取って行って来ましたよ。
こんな年の瀬に。
人間国宝です。
重要無形文化財保持者と、
それが正しい呼び方

三番弟子の柳家はん治が
まずは「妻の旅行」を。
小三治は「錦の袈裟」と、
仲入りを挟んで「初天神」
という演目でした。

前に同じ会場で独演会があり
その時も「初天神」は聴いた。
バンドのライブではこんなのを
セットリストと言いますね。

小三治の落語の特徴は
噺に入るまでのマクラ。
客の楽しみのひとつでもあります。

今日も歯医者の話、
財布を無くした話、
もの忘れの話と約30分程、
あっちこっち脱線しながら
何が面白いという顔で飄々と
客席の爆笑を誘っていく。
自分でも途中で苦笑いして
「早く噺を始めろよって!」
と言っといてまたマクラを続ける。

前に同じ会場で聴いた時は
ずっと花粉症の話を続けてた。
いちいち爆笑をとるのである。
あなたは花粉症ネタで
どれだけ笑いをとれますか。

歌唄いのさだまさしの作品には
歌がひとつも入っていない
ライブでの喋りだけのCDがある。
この小三治という人も
マクラだけのCDや本がある。

客は十分にあったまったと
判断するのか、どうなのか、
ふと口ぶりを変えて噺に入る。
この間合いが心地よいんです。

でもね、ボクはそんなに
落語は詳しくない。
単純に面白い噺を聴いて
笑ったり、楽しんだり、
感心したり、時には涙したり
その話術世界に引きずり込まれ
また日常に戻っていく。




師匠はその昔バイクが好きで
XJ750なんかを乗り回してた。
「バ・イ・ク」なんて本も
書いていたくらい。

今は76歳になったばかりと
今日の長いマクラで語ってました。
もうバイクには30年近く
乗っていないらしい。
ということは40代で
バイクを降りたってことだ。
今のボクより若い頃に降りたんだ。

ボクは今年新車を買った。
来年だって乗りますよ。
再来年だってその次も、
笑いながら走りますよ。



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